福岡おやばか会のブログです

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愛する長男へ

あなたが文字をいつ読めるようになるのかわからないけれど

数年後、いつか読んでくれることを期待して、また書きます。

あなたを授かったときのことだよ。

 

 

漠然と思っていた、次の子は三学年差がいいなって理想。

理由は、受験の時期に一緒に受験勉強ができるから!

一人が頑張ってるのに一人が遊んでたら嫌かなって思って。

 

あなたがお腹に来てくれたとき、

お母さんはヤクルトレディとして働いていたよ。

自転車で百道を走りまくってた。

 

妊娠があまりにも予想外すぎて

体調が悪いのは熱中症だと思っていたよ。笑

 

 

三学年差、叶わないかなぁってギリギリの予定日だったから

神社で必死にお祈りしたよ。絵馬も書いたよ。

三学年差で生まれてきてねって。

 

今思えば、本当にぜいたくな願いだよね。笑

あなたが無事に生まれてきてくれるだけで、奇跡なのにね。

 

 

お腹が大きくて荷物が運べなくなってきたころ、ヤクルトをやめて

お姉ちゃんと毎日過ごすようになったら、「今のうち」が口癖になって

西新のすべてのランチを制覇しようと毎日ランチしたね。笑

おかげで推測体重はどんどん増えたよ。これは自業自得。

男の子だから大きいほうがいいよね!って言ってた。笑

でも、4200は大きすぎよね。

 

今回の産婦人科では、4200でも私は余裕で産めると断言していた。

帝王切開になる可能性はゼロだと。

全開の計画分娩はなんだったんだ。。。

 

 

4月2日が過ぎて「三学年差は叶った!」と浮かれるわたし。

陣痛がじんわり始まったけど、休んでいたって全然進まないから

お姉ちゃんと阪急でうろうろ。陣痛きてるのに。笑

あまりに陣痛がつづくもんだから、産婦人科に相談して入院したけど

結局進まず、退院してバスですごすご帰るわたし。

平日に産んだほうが安いけどなぁ、どうなるかなぁなんて考えてた。

 

それにしても・・・・

産婦人科で過ごした夜は、とても寂しくて、静かで、お姉ちゃんが心配だった。。。

 

 

自宅につくと、お姉ちゃんは、死んだおばあちゃんと家でのんびり過ごしてたよ。

疲れたーって横になったわたしのお腹に、お姉ちゃんがドン!とまたがると

破水。笑

 

 

でも前回のお産を思い出して、ごはんはちゃんと食べないと力が出ないと思い

おばあちゃんに急いでご飯作ってもらって、食べてからまた産婦人科へ。

あの日のオムライス、とってもおいしかったな。絶対忘れない。

 

 

産婦人科について分娩台に上がる。やっぱり陣痛はなかなか進まない。

促進剤を点滴しながら、ひたすら耐える。

お姉ちゃんが、病室の外で泣いて暴れているのが聞こえて、集中できない。

心配でたまらない。おばあちゃんと一緒じゃダメだったみたいで。

 

子宮口全開、また陣痛は弱くて少し吸引。

頭が出て一安心、とおもいきや!

肩が出ないからもう一回いきんでー!と言われる。

ばりっ とおまたが裂ける感じがしたよ。笑

その時、初めて「痛い」といったね。

 

お姉ちゃんのときも、あなたの時も、お産はあまり痛くなかった。

「痛い」というと赤ちゃんが気にするからと聞いて、言わないようにしてたのもあるけど

本当に大して痛くなかったんだよね。

 

 

生まれてきたあなたは予想より本当に大きくてずんぐりむっくりしていて

産後3か月くらいのが出てきたから笑ってしまったよ( ;∀;)

 

本当にかわいかった。またパパにそっくりな子が生まれてきたよ。

 

 

裂けた傷を先生が縫っているとき

「さっき白内障の手術してきたから全然見えないんだよね~」

って笑いながら言ってたのは今でもはっきり覚えていますよ。笑

めっちゃ怒ってたけど、めちゃくちゃにされたらいやだから耐えてた。

 

もう産婦人科行きたくないって心底思ったよね。

 

 

生まれてからずっと一緒に寝ていたお姉ちゃんと離れて数日。

入院中とても寂しかったけど、あなたと二人の時間なんてこの先当分ないから

沢山堪能したよ。

とってもかわいくて、天使のようだった。

 

お産がとても多い時期だったようで、新生児室のベッドは満床どころか

一つのベッドに三人くらいの赤ちゃんがぎゅうぎゅうに寝てた。

けどあなただけ大きすぎたから一人で寝てたね。笑

申し訳なさ過ぎて、あまり預けなかったのを覚えてるよ。

 

 

退院しても、あなたは本当に手がかからなくて。

転がしてるだけで勝手に寝てた。

わたしが居なくても、おねえちゃんを見て勝手に笑ってた。

鏡に映る自分を見てすごく笑っていたね。

 

とにかく癒しでかわいいあなた。

四年たっても全然変わらない。いつも天使でかわいい。

 

 

言葉が出るのが少し遅くて心配した時期もあったけど

あなたのペースで言葉を紡いでくれるのが毎日うれしくて

今はたくさんおしゃべりできて、気持ちが聞けてうれしいよ。

たくさん「ありがとう」を伝えてくれるあなたが大好き。

 

名前の通り、素敵な人生を歩んでね。

これからも、いっぱい楽しもうね。

困ったときは、周りを頼ってね。

あなたも、たくさんの人から愛されているよ。