福岡おやばか会のブログです

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年末年始の過ごし方

三が日も過ぎ、少しずつお祝いモードが収まってきた今日この頃

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

昨年、実母を亡くしたわたしですが

年末年始は必ず実母と過ごしていました。

 

祖母と一緒におせちを作って、

晦日だよドラえもんを観て、

家族で集まって好きなもの食べて。

 

 

なんてことない、普通の家族の形だったものが

急に影も形もなくなってしまったのが今回の年末年始。

 

 

 

まず、祖母が様々な事情で老人ホームに入ったことにより

祖母の家に集まるきっかけを亡くしてしまいました。

 

それでも母が祖母の家にいるし、年末年始に少しだけ祖母も一時帰宅できたので

おせちは一緒に作って食べたりしていました。

 

 

その間義理の実家には、もちろん挨拶もしに行くし

お雑煮作ったり、そのほかの料理をつくったり、洗い物は全部わたし。

買ってきたおせちを食べたりしていました。

 

 

 

両家で全く違う伝統。

全くと言っても、おせちを作るか買うかぐらいの差しかないんでしょうけど

わたしにとっては、家族をつないできた大きなきっかけがおせちだった。

 

 

今回の年末年始、お雑煮しか作りませんでした。

何故だかわかりました。

 

虚無感。

 

 

おせちを一緒に作って喜んでくれる母や祖母がいない。

 

もう気軽に「ただいま~」って帰ることができて

手料理作って迎えてくれる家族はいない。。。

甘えられる相手がいなくなってしまった。

 

 

 

義理の両親は、実母が死んだときに葬儀に来ないと言ったので

わたしはもう顔も見たくなくて、今回帰省しませんでした。

 

どうせお節も買ってきたものがあるし、

別に手作りの料理が待ってくれてるわけでもないし、

待ってるのは皿洗いだけだし。ってひねくれてました。

 

 

 

家族の形にこだわりを、知らず知らずに持ってました。

 

 

 

 

でも、人間いつか必ず死ぬ。

いつまでも変わらないものなんて、ない。

 

 

 

これからは、わたしがおせちを作って

誰かを受け入れればいいんだ。

 

別に一人で作らなくても

家族で作ればいいんだ。

 

 

そう言い聞かせてもまだ寂しさはぬぐえなくて

今回はお雑煮だけ。

 

 

こどもたち、許してね。

 

 

 

過去の思い出にとらわれて涙する日はいつまで続くだろう。

 

こんなに大切な思い出なら、なぜ一日一日をもっと大切に丁寧に

生きなかったんだろう。

 

 

いのちは、有限。

 

 

 

 

今年の年末は、おせちを家族と作らない友達と一緒に

我が家で沢山おせち作って持ち帰る会をやりたいなと思っています。

参加者今から募集中ですよ~

 

 

何気ない、だけどかけがえのない思い出を

いのちを繋ぐお料理を

大事な人と沢山共有したい、そんな私です。