福岡おやばか会のブログです

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40〜64歳のひきこもりは61.3万人

おはようございます☺️

 

日々たくさんの講演会に出席していて

書きたいことが山積みなのですが

 

昨日行った、グリーンコープ主催の講演会の話を。

鉄は熱いうちにですね‼️

 

 

講師はNPO法人まちづくりLAB理事長の永田充さん。

爽やかな若い男性!

 

 

タイトルにもあるように

今ひきこもり100万人時代と言われていて。

永田さん率いるこちらの団体は

ひきこもりの人がいる家庭へ訪問しているところです。

 

内閣府が発表している15〜39歳のひきこもりの推計人数は54.1万人。

40〜64歳は61.3万人。

15〜64歳だと100万人を超えるとされています。

 

引きこもりの開始年齢は19〜20歳。

例え小中高がうまくいってても、誰にでもリスクがある、ということ。

 

 

いま、何が起きているのでしょう?

 

 

今のこどもたちには

沢山のプレッシャーがあります。

 

🙈いい子でいることへの期待

🙈人間関係(LINEしようがしまいが一緒)

🙈社会規範

🙈◯◯しなければならない

🙈学業

🙈常識、当たり前

 

これらのことに縛られて

24時間苦しい状態、

緊張感が張り詰めている…

 

 

求められることに応えたり

求められている自分を演じることに疲れ

バーンアウトしてしまう☠️

 

 

『世の中は、こどもとはこうあるべきだと求めている』

 

 

求められている自分を演じてきたため

どうせ大人が決めるから、と

自分で物事を決める能力が育たない…

 

 

 

👩‍👩‍👦‍👦みなさんは当てはまりますか?

 

■自分を大切に思えず、人に嫌われることを過度に恐れる

■なにかに依存し続けないと自分が保てない

■人に興味を持てず、ひとりで生き続ける

 

これらは、

『安全基地』が拡がることによって

改善されるのでは、ということでした。

 

 

安全基地、とは?

安心安全の場のことです。

 

ありのままの自分を受け止められた経験

支え合いの場

から基地が広がります。

 

赤ちゃんの時は両親や家族。

幼少期は親戚や幼稚園の先生、お友達。

小学校になるとご近所さんや小学校で拡がる交友関係。

 

となると理想的ですが

 

 

期待に添えている時は褒められて大切にされるけれど

期待に添えていない時は叱咤される。

 

こんな事が安全基地になるべき家族の中で起きていると

期待に応えられない自分は無価値であると自尊感情が低くなり…

『失敗してもいい』と思えず新しい挑戦ができなくなります😢

 

 

 

人の喜びは

🍀生理的欲求

🍀報酬系

🍀オキシトシン

の3つに分類されていて、

 

ひきこもりの方がゲームにのめり込む理由の一つに

この生理的欲求とオキシトシンが満たされないから

報酬系で満たして何とか生きている状態なのだそうです。

 

 

ゲームの目標達成などで放出されるドーパミン

生きる意味を与えている、という事実。

無理に取り上げたら死んでしまうかもしれません。。

 

 

こどもの未来を見たときに

わたしたちのすべきことは?

 

 

 

わたしたちが小さい頃

大人になったとき困るから、と

たくさんの事を教えてこられたと思います。

 

人に迷惑をかけてはいけない‼️

学校に行かないと恥ずかしい‼️

マナーを守ろう‼️

 

今はどうでしょう?

学校に行かなくても大学まで通信で取れるし

なんなら人工知能が発達して

今までの勉強が要らなくなりそうです。笑

 

先のことなんて誰にもわからないのに

こどものため、を思って

せっせせっせと何かを無理やりさせても

未来に生かされるのか?

誰にもわからない…

 

 

それならまず

自分の安全基地を確定させ

こどもも充分に安心させてあげよう‼️

 

満たされたら

安心できたら

 

こどもは自分でやりたいことを見つけて

成長してくれるはず。

 

親がレールを引く必要はないんだ‼️

 

 

 

 

わたしにとっての安全基地は

祖母と、母でした。

 

何をしても、許して愛して

ありのままを受け入れてくれた。

 

母が亡くなり、祖母だけになってしまった。

母が仕事をしていた三越を見るたび

涙が溢れてくる。

 

わたしのように、安全基地といえる存在が

2人もいたのは本当にありがたいことで。

 

わたしはこどもたちに

どれだけ安全基地を拡げられるかな。

 

わたしは、

みんなの、

安全基地になりたいです。