よか給食たべさせ隊って知っていますか?学校給食についてどう思いますか?
学校給食の安全と質の向上を考えるFacebookのグループです。
えとう真美さんという、政治にも積極的にかかわられている
福岡の素敵な女性が管理人をされています。
このグループでは年に一回、教育委員会の学校給食担当窓口の方と
勉強会を行っていて、先日こちらに初参加してきました!
事前に学校給食課に質問状を提出しているものに対して
返答をもらった上でのお話合いとなりました。が・・・
回答内容が、ひどい(TT)
一部を抜粋してご紹介しますね。
Q.毎日お米の完全米飯給食は反対意見も多く出そうだから、せめてパンは週一回に出来ないか?
A.学校給食は教育活動の一環であり、献立作成にあたっては、米飯やパンなどの主食も含め多様な食品を組み合わせ、こどもたちに様々な食経験をさせることも重要であると考えております。
また、毎年実施している食べ残しの調査結果では、子供たちは米飯よりパンを好む傾向にあり、残さず食べて成長期に必要なエネルギーを確保するためにも、現行の組み合わせが適切だと考えております。
Q.毎日の牛乳は変更できないか。
A.文部科学省が平成26年度に児童生徒を対象に実施した食事調査において、家庭の食事はカルシウム不足が顕著であることが分かっており、学校給食ではカルシウム摂取に効果的である牛乳の使用に配慮するよう示されています。
また調査結果を踏まえ、学校給食で摂取すべき栄養量を定めた「学校給食摂取基準」において、カルシウムは1日の必要量の2分の1を学校給食で摂取することとされており、変更は難しいと考えております。
Q.こんにゃく、椎茸をできるだけ使わないでほしい。
A.文部科学省の報告の中で、学校給食においては、多様な食品を使用することが大切であるとされています。特に、しいたけなどのキノコ類は摂取量が少なくなっているため、できる限り多くの摂取を心掛ける必要があるとされています。
Q.韓国の給食が順次オーガニックに変更されることについての見解
A.ご紹介がありました内容は、個人のSNSの記事のため、行政の立場から見解を述べることは控えさせていただきます。
これを見て、どう思われますか?
わたしは、悲しかったです。
こどものため、未来のためを考えて時間を割いて質問を考え
会議にまで行っている人たちへの回答が、これかと。。。
まず、米飯給食についての見解です。
個人的にはね、パンの質さえよければ今まで通りの頻度でいいと思うんです。
そう思っている人はきっとたくさんいるはず。
でも今の給食のパンは輸入小麦粉を使っているので、残留農薬が確実にあります。
そして懸念される「グリホサート」という成分。。
除草剤の「ラウンドアップ」が有名ですね。発がん性や発達障害の原因かといわれています。
せめて国産(プレハーベストが少ないので、輸入小麦よりは残留農薬が少ないので)の
小麦を使ってくれているならなぁ、と思うんです。
でも、それができないのはコストの問題ですね。
そして、回答にある「食べ残し」の話。
平成30年度の調査では、小学生の食べ残しは
お米 2.7%に対し パン0.2% 。
数字だけ見るとパンが少ないですが、
ご飯の一人当たりの配給量が不安定だったり(パンは個数ですよね)
パンは持ち帰ることができます。(食べたという証拠はありません)
それで好んでいると判断したり、好んでいるからと言って選んでいては
おかしいのではないか、という指摘がたくさん飛び交いました。
そして牛乳の件。
牛乳アレルギーがどんどん増えていて、飲み残しの管理も大変なのに
わざわざ毎日出すのはリスクも高いのでは?と思いますが
アレルギーの子のために全体の改善は無理、という返答。
和食に牛乳は合わない、というそもそもの話からは
栄養的な面がすべてで、食事中の飲み物という考えより
最初にのどをうるおすため、食後に飲むために牛乳がでている、と言われましたよ。笑
そもそも、本当にカルシウムは牛乳で摂取できるのでしょうか。。
こんにゃく、椎茸については内部被曝を懸念していることがわかる質問なのに
この返答はないかな、と。
基本しいたけは九州産である、原木でなくて菌床。
でもこんにゃくは・・・
韓国の給食がオーガニックになったことくらい、ちょっと調べればわかるはずなのに
どうしてこんな返答ができるのかと呆れかえってしまいました。
わたしたちは、こどもたちに安全なものを食べさせたいだけなんです。
安全だったら、文句も言いません。
給食のごはんは減農薬だし、おかずも地産地消を第一に作られていて
食文化も学べるように考慮しているから、わたしはいうことないんです。
だからせめて、何度も言いますが
パンの質、牛乳の回数の見直しを行ってほしい。
そのために何ができるか、動いていきます。
自分の子供だけ食べなければいい、そうじゃない。
日本中のこどもたちの未来を想って、今日もできる限りの言動を。