福岡おやばか会のブログです

福岡の親子イベント情報、かんたんレシピ、旅行、写真など♪

チョコレートと児童労働

おはようございます(^^)

 

先日わたしは、グリーンコープのイベントで

カカオ豆からチョコレートを作るお料理教室に参加してきました!

 

ところでみなさん、カカオ豆ってどんなものを想像しますか?

f:id:fukuokaoyabakakai:20191215035416p:plain

 

↑こんなイメージですよね?

 

実は、カカオ豆はカラフルなんです。

 

 

 

f:id:fukuokaoyabakakai:20191215035444p:plain

↑ね?きれいでしょ?

 

そして、大きさが15~30センチくらいあって

中を割るとこうなっています。

 

f:id:fukuokaoyabakakai:20191215035451j:plain

白い綿のような部分は甘酸っぱいそうです。

綿の中にカカオ豆がたくさん詰まっています。

 

それを発酵させてからおいしいカカオ豆として

ココアパウダー、カカオバター、およびチョコレートとして加工されます。

 

 

フェアトレードを意識している方はご存知かと思いますが

安いチョコレートの裏には児童労働や搾取があります。

 

児童労働は名前の通り、こどもを働かせることですが

農家の方がちょっと我が子に収穫を手伝ってもらう・・・なんて

ほほえましいものではないです。

 

児童労働とは、

義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働のことです。

 

カカオ豆の収穫がどう関係あるかというと

カカオって「神々の食べ物」という意味があり、

通貨として使われた過去もあるとても貴重なものなのです。

 

自動売買で取引されたこどもの行く先の一つにカカオ農園があるそうです。

捨てられた子どもや、外国から誘拐されてきた子どもが、たくさん働いて

本来であれば手のかかる貴重なカカオ豆を安く生産することができるのです。

 

そして危険な労働というのは、農薬や刃物の使用です。

 

 

昔はよく、1箱100円前後の安いチョコレートを食べていました。

スーパーやドラッグストア、百貨店で売っているチョコレートのほとんどは

「公正な取引」の証であるフェアトレードのマークなんてついていません。

恐ろしい闇が隠れています。。。

 

陰謀論じゃないよ!

 

 

わたしはこんな事実もきちんと子どもたちに伝えるつもりでいるのですが

時期を見てから‥と思っていたら、

いつの間にかこの日の資料を小1の娘に熟読されていました。笑

 

「学童で食べてしまったよ・・・」と後悔する娘。

 

 

知っているのといないのでは、全然違うということと

少しでも周りの人にこんな事実があることを伝えることが

私たちにできることだよ、と伝えました。

 

そしてもちろん、

わたしたちも「選択」して買うということも。

 

 

どんな子どもも、大切。未来の宝。

大人の勝手な都合で、人種や生まれた環境で差別して

搾取してはいけないですよね。

そしてもちろん、加担してもいけません。

 

 

目を、もう背けない。